ピンク色のお風呂
食費と日用品を3万円に減額する話から、
夫の経済状態は、今までのようではないんだなぁと、わかりました。
屋根にソーラーパネルをつけたり、蓄熱装置を入れたり
夫は電気代が節約できて、とても嬉しそうでした。
その設備費が、どうなっているかは、私にはわかりません。
設置についても、「○○するから、○○日に工事が来るよ」で完結です。
ユニットバスを改修したとき、「壁の色をどうするか」と聞かれたので
「これから年をとって、気持ちが暗くなるから、明るくなるようにピンクがいい」というと
「ピンクかぁ」「ピンクはちょっと・・」と夫がいうので
「自分で決めたいなら、私に聞かないでよ!」と言ったことがありました。
それから、家の変更ごとには、相談がありません。
ただ、とても不思議なのですが、改修されたお風呂の壁は、淡いピンク色です。
私が出来ること
自己顕示欲の強い、夫と私。
自分の主張を通したくて、外にまで聞こえるような口論をした時期もありました。
口論した時期でも、今に比べたらまだ仲が良かったかもしれません。
後悔したくない・・やれることをやってみる・・私が出来ること・・・
眠れないほどに、つらつらと考えました。
離婚を考えているのだから、後悔のないようにしたいなぁ。
やれることをやってみて、「ダメ」なら納得できる・・。
「やれること」と言うのは、夫婦関係の改善です。
嫌だから避けていたことに、「最後に出来ることをやってみてはどうだろう」
もう一人の私との会話
「自分が納得できる夫婦関係って、どんなことなのよ」と、もう一人の私が問いかけます。
私 :「そうよねぇ、お互いの価値観を認める?・・ってことなのかなぁ」
もう一人の私:「価値観を認める?」
私:「夫は価値観が違うんだって、何回も言うでしょう」
「価値観が違い過ぎれば、一緒に暮らすのは難しくなるよねぇ」
「でも、私は共に暮らしたい、と思ってるところがまだあるみたい」
もう一人の私:「えぇ?一緒に暮らしたいの。」
「食費をケチる男と暮らしたいの??」
ふと「お金に固執することを止める・・」という思いが、ポッカリと浮かびます。
私 :「止めたら、どうなるだろう・・」
もう一人の私:「まさか、あの100万円渡すなんて言わないよね!」
「わかってるよね、お金がないと不安だらけになるよ!」
私 :「お金に固執することを止める・・・」
もう一人の私:「ねえ!聞いてんの!」
もう一人の私が言うように、コツコツ貯めたへそくり100万円を、
夫に渡すことを考えていました。
それは、夫のためではなく、自分がどうしたいのか・・を考えていたのです。
自分がどうしたいのか・・それは、「後悔したくない」ということのようです。
「最大限、自分で出来ること」を考えたら「へそくりを渡す」しか思いつきません。
食費と日用品を3万円でやりくりすることになりましたが
それは、やれば出来るように思えます。
ただ、出来るけど私にはストレスが多くなる・・。
「うん?なんだか変・・・」
「お金のことでストレスになっているのに、へそくり渡す?」
「あれ?なんか変だ?」
考えすぎて、思考に一貫性がなくなっています。
今日はもう寝ましょう。
「もう一人の私」との会話ではなく、「私」と「私」が会話している・・
明日になれば、なにか考えがまとまるでしょう。
明日の自分に任せてしまう、それもまた「未知との遭遇」です。