60代 未知との遭遇

離婚を決意し未知の世界へ突入する60代のブログ

離婚後の苗字の変更 食の好みも違う夫と私

離婚後の苗字

離婚後に苗字を変更することになりますが、
全てに変更が必要になります。


そこで、落ち着いてから旧姓に戻したいと思いましたが・・簡単ではありません。
家庭裁判所に申し立てをし、「やむを得ない事由」がなければ認めてもらえないのです。


離婚後、婚姻中の苗字を使い続けるための手続きは、離婚届の日から3か月以内です。この手続きは「離婚の際に称していた氏を称する届」と呼ばれ、離婚届提出時または離婚届提出から3か月以内に市区町村役場で提出します。本籍地以外の市区町村役場で手続きをする場合は、戸籍謄本を添付する必要があります。

離婚時に旧姓に戻した人は、58.1%というアンケート結果もあります。


苗字を変更する手続き

離婚届の提出

世帯主の変更

住民票の変更

運転免許証の氏名の変更

クレジットカード(家族カード)の名義変更

銀行口座の名義変更

携帯電話、Wi-Fiなどの通信機器の名義変更

各種任意保険の契約者変更、保険金受取人などの変更

会社関係の手続き

年金の住所・氏名の変更

私     :「う~ん、どうしよう」「手続き面倒そうだなぁ・・・」
もう一人の私:「迷う必要ないじゃない!旧姓に戻るのよ、一気にやるればいいだけよ」


友達が「しどけ」を持って来てくれる

5月、友達数人が、山に山菜取りにでかけ収穫しています。
誘われましたが、ハローワークの認定日なので断りました。



友達の中に、行動力のある人がいて、「しどけ」「ふき」などの収穫を料理して
すぐに持って来てくれたのです。



夫は、山菜が苦手です。「たけのこ」「タラの芽」ぐらいしか食べません。
私はというと、亡き義父母が山菜を良くご馳走してくれてから
山菜が好きになりました。



「価値観も」「考え方も」「趣味も」違うと、夫に言われましたが
なんなら「食の好みも」違います。
結婚したのが「奇跡の組み合わせ」だわぁ・・・と笑えてしまうほどです。


山菜を食べながら・・

友達の夫婦関係は、周囲とのいざこざはあるものの当人同士は良好のようです。
ご主人に「家のやつ、頼むね」と言われたこともありました。



長い時間、食費論争の時の話を聞いてくれた後に
友達は、「いつでも、相談にのるよ」
    「軽トラも用意できるからね」と言って帰っていきました。



何年か前に彼女と「カリン」を拾いに行ったとき、
つい夫婦関係のことで泣いてしまったことがあったのですが



「どうして一緒にいるのか分かんない」
「私なら、3日と持たないね」と話していました。



彼女は、自分の権利を自分で守れるタイプの女性です。
「自分を大切にして、自分を守るのさぁ、物事はそれからだよね」
それでいて、面倒見がとてもいい。



山菜たちは、よい硬さでふんわりとしたやさしい味にしあがっていました。
一人で食べながら「うまいなぁ・・」と思えます。



「自分を大切にする・・かぁ」
頭の中がお花畑の私は、「自分を大切にしていないのかなぁ・・・」



人は一日に6万回思考するのだそうですが、
このところ、6万回以上思考している気がします。
6万回以上の1/3くらい「離婚」のことじゃぁないのかなぁ・・。



考え抜いた結果に良い未来が待っていると思いたい、全て「未知との遭遇」です。

幸福度の高い人生とは?

心理カウンセラー野口嘉則さん

著者「鏡の法則」で有名な野口嘉則さん。
野口さんのショート動画を見て「そうかぁ」「そうだよね」と思っていた私。



チャンネルの動画では、様々な人間関係の構築にも触れられています。



動画の中に、「幸福度の高い人生とは?」の問いに
「それは、温かい人間関係を築くこと」という話がありました。



私は、物欲があまりない方で、ブランド物や貴金属には興味がありません。
何かを作ることが、とても好きです。
それは、出来た料理を眺めてみたり、あまりぎれで鍋掴みを作る・・そんなことでもあります。



「無」から作りだすのが、好きなのかもしれません。
「おぉ~」今、書き出してみて思ったのですが
思いを文章にすると、いろんな自分に出会えるものですねぇ。




ブログは、気持ちの整理をするためのブログなので
思ったままを綴っています。



思ったままを文章にすると、俯瞰して自分を知ることができるんですねぇ。
そして、気付く「無から作りだすことが好き」という自分。



でも、既存のことを改善するとなると、私にはかなり難しいことなのかも・・・


「?でもでも、既存の物も、素材として考えることができるかなぁ・・」
失業中の私には、時間がたっぷりあるので、いくらでも考えを巡らすことが出来ます。


経済状態 夫の話

「へそくり100万円」を差し出された夫は、とても不機嫌になりました。
人は同じ話を聞いても、受け取り方や解釈で
随分と事実が変わってしまうようです。



100万円を差し出された夫は「お金が欲しくて、状況を話したんじゃない」と言います。



私が、感じていた夫の経済状況は、売り上げが落ちていて収入が少ない。
その結果、住宅ローンなどの支払も難しく
自分にとってこだわりのない食費を減らしたい。
そのように、受け取りました。



へそくりを渡した時の2回目の話し合いでは、
私の受け取り方に、少しずれがあったのがわかりました。



売り上げが減少していたのは確かなようでしたが
住宅ローンや光熱費が払えない状況ではないようです。



年を取って、積極的に営業はせず、無理せず出来る範囲でセーブしている。
すると、自然に収入は少なくなり、自分の手取りも少なくなる。
そこで、削れるものは何かを考えたら、自分にとってはこだわりのない食費。



食費は、変動費なので「計画を立てれば、少ない額でやりくりできる」
そのように考えた末の、食費額だったようです。


「言葉から」ではわからない本音

住宅ローンの支払もままならないんだ、と思い込んでいた私です。
夫から「自分のために使ってください」とお金を返されたので、受け取りました。



食費を減らすという事には、何か違う原因や不満があるのかもしれません。
「・・・もう、ついていけない」とフワフワとした思いが、
更に更に大きくなりました。



「幸福度の高い人生とは?」
「それは、温かい人間関係を築くこと」



温めても水をかけられてしまう。
温め方に間違いがあったのでしょうか・・
男のプライド的なものを、傷つけたの・・



片手落ちになりそうなので、書いておきますが
お金を返すときの夫の言葉は、「ありがたいけど、自分のことに使ってください」です。
とても不機嫌でした。



エジソンの言葉に

私は失敗したことはない。

うまくいかないやり方を10,000通り見つけただけだ。

こんなに自己肯定感は強くありません。
ですが、1通りは学びました。



男のプライド的なものを、傷つけたから不機嫌になったと思うので・・
(それしか思いつきません)
もちろん、プライドを傷つける・・そんなつもりはないですが・・
今後、よかれと思っても、へそくりは渡さない、と学びました。



離婚のための準備金は、ある意味確保できました。
意思も固まらないままですが、次へ次へと準備を進めてみましょうか。



失敗を重ねる度「未知との遭遇」が近づいてくるの??かもしれません。

「へそくり100万円」夫に渡してみた

思考がバラバラになった翌朝

「へそくり100万円を渡そう!」とストレートに答えが出ていました。



「なぜか?」「わかりません」
自分でやりたいこと・・で答えが出たような気がします。



へそくりを夫に渡して、「どうして」と聞かれたら
取り合えず、「自分で出来ることだから」と答えておきましょう。



こういうところが、「計画性がない」と夫に言われてしまう所なのでしょうね。


私のへそくり

私のへそくりは、友達のアドバイスで、生協の定期積立から始まりました。
私のように、お金にざっぱな場合は、「自動で引き落とされる」形がとても良かったです。



目的があって貯めていた分もあります。
「10万円が貯まる本」という貯金グッツがあって、3人の孫たちが高校を卒業するときに渡したくて、コツコツ貯めていた分は、3冊目になっていました。



断捨離のつもりでメルカリを始めていて、売れる度にポイントを使わずに貯蓄していた分もあります。



そうそう、余談ですが
私が子供の頃使っていた「初代リカちゃん人形」があって、状態はあまり良くなかったのですが、出店したらすぐに「1万円」で売れました。
どこに価値があるかわからないですよねぇ。捨てずに良かった~。



派遣の雇止めで職を失ったのですが、有給を買い取ってくれた分が、通帳に20万円振り込まれていたので、これは天からの贈りも?てきな気分のお金もあります。



あれとこれをかき集めると、100万円になっていました。


100万円を夫に渡す

かき集めたお金に銀行で帯をつけてもらい、素敵なプレゼントが出来上がりました。


その時、私の頭の中には「喜ぶだろうなぁ」しかありません。
しかし、そういうところが浅はか・・・。



朝ドラを夫婦で見た後に、夫に話し合いの時間を作ってもらいました。
「話し合いたい」という思いを行動にするだけのことですが
私にすると、物凄い進歩です。



かき集めたお金を、「何かの足しにして欲しい」と差し出しました。


夫:「どうしたの、なんで?」夫は怪訝そうな表情。
私:「この間の話のときに、食費もだせるなら出すよ。でも、今はそういう状況じゃないんだって言ったでしょう」
  「だから、仕事のことは手伝えないから、自分で出来ることを考えてみて・・・」



最近、「だから」を連発するときは、自己主張が強いときだと分かっていたので
今の私は、自己主張が強くなってるんだなぁ・・と思いました。
でも、習慣はそんなに簡単には変えられません。



夫の表情は、「怪訝そうな」から「不機嫌」に変わっていました。
「あれ?なんで?喜んでくれるんじゃないの?・・・」



私は、人の気持ちが分からない人間だったようです。
良かれと思っての行動は、必ずしも相手が望むことではないんだなぁ・・



やってみたことに、見事に砕けた瞬間・・良くも悪くも「未知との遭遇」でした。